2009年1月

第34回
やる気スイッチ


年末に習ったヘッドスパで、ママ達を癒してあげたい。
子どもは10歳、もはや産後太りのせいにはできない下っ腹をなんとかせねば。
特訓中の書道(遊書)と似顔絵をドッキングさせた、名刺作りにチャレンジだ!

これどれも、新年早々思いついた今年の目標である。

毎年この時期「1年の計」を立てるのは私ばかりではないだろう。しかしながらその気持ちも、10日、20日とたつうちに薄れてくるのも人の常。そこをなんとか「よっこらせ」と奮い立たせる術はないものか。

そんな時私にはとっておきの秘策がある。「形から入る」のだ。

例えば掃除。「窓拭きしなくちゃ」。「でも面倒」。二つの心が交錯する。そんな時、形から入る。とりあえずふきんを持つのだ。持つと何かを拭きたくなる。そこですーっとその辺を拭いてみる。すると普段の手抜き掃除の成果で、きれいになるのが目に見える。「おお!こんなに我が家はきれいだったのか!!」との感動と共に、次へ次へとふきんが進む。そしていつの間にか、窓だけでなく家中がぴかぴかになっている。

とりあえず形から。これは動き出すのに本当によく効く特効薬。

何をするにも始めが一番お尻が重い。けれどそこを乗り越えれば、案外するりと動き出す。

自転車でも、こぎ出す時が「うんとこしょっ」と最も力がほしいもの。そして一旦進んでしまえば、後は楽々スピードに乗っていける。

だからまず形から入り、身体を先に動かしてしまう。気持ちは後からついてくる。

ごはん作りに気が乗らないなら、とりあえずエプロンをつける。お化粧する気がしない時は、とりあえず鏡の前に座ってみる。〆切間際なのに文章が書けないなら、とりあえず「あいうえお」でも打ち込んでみる。するとそれで勢いづいて、後は加速してくから。

それでも何から始めたらいいかわからないって?そんな時はとっておき中のとっておき、「やる気を出す形」がある。

それは「背筋を伸ばしてさっさか歩く」、たったこれだけ。するとほら不思議や不思議「やる気スイッチ」がカチッと入り、何かをしたくなるんだよ。だまっていられなくなるんだよ。

さあ、自分の中の「やる気スイッチ」を入れて、あなたは今年何をしますか。