2010年9月

第54回
ちょっと緊張・・・講演録3


高校2年の時、赤ちゃんを抱いた女性から言われた「ありがとう」。
私はその時、生まれて初めて人から感謝された気がしました。
そして思ったのです、「自分が動けば何かが変わる」と。
それからです、少しずつ動ける自分に変わってきたのは。
では私が何に向かって動いてきたのか、今回はみっつのうちのひとつをご紹介します。

「好き」

私はまず「好き」なことに向かって動きました。
好きだから動かずにいられない、というのが本当のところです。

私は子どもの頃からずっと、赤ちゃんや幼児が大好きでした。
ぷくぷくした手足、生え始めたばかりの真っ白な歯。
ふんわりとした髪の毛も、ばぶばぶの赤ちゃん語も。
どんなに嫌なことがあっても、幼い笑い声を聞くとたちまち笑顔になりました。
街中で幼な子に出会うと「お名前は?」、そばに行っては手を取り話しかけました。

そんな私にとって、幼稚園の先生になるのはごく自然な成り行きでした。
子育てサロンを開くのもまた、私にとっては当たり前のことなのかもしれません。

今「私って最高に幸せ!」と言い切れます。
好きなことを仕事にし、好きなことで人様のお役に立つことができる。
「好き」だから、仕事なのか遊びなのかわからなくなる。
毎日が楽しく、光り輝いています。

あなたの「好き」を見つめ、それを活かしてください。
するとあなたが輝きはじめます。
人生がきらきらと光を放ちはじめます。
自分に誇りと自信が持てます。

あなたの「好き」はなんですか?
子どもの頃、お母さんの「ごはんよ」も聞こえないほど没頭したことはなんですか。
今まで一番、お金や時間を費やしてきたものはなんですか。
寝る時間も忘れるほど、熱中することはなんですか。
それが、あなたの「好き」なことです。

「読書していると夜中を回る」ならば、人に好きな本を勧める道が開けるかもしれません。
「どうやってお客様をもてなそうか考えてると、わくわくする」ならば、人を招いてお茶会を開いたり、ノウハウを教えたりできそうです。

陽だまりサロンでおなじみのゆんさんは、布小物作りに魅力を感じネットショップを開いています。
同じくキクチさんはビーズに魅せられ、自宅教室やカルチャー教室で教えるまでになりました。

あなたの「好き」はなんですか?
それを活かせる道はなんですか?
そこから未来が動き出します。