2011年1月

第58回
ちょっと緊張・・・講演録7


新年明けましておめでとうございます。
昔から「1年の計は元旦にあり」と言います。
あなたは、今年の計画を立てましたか。
え、まだですって!?
私もです(笑)。

さて講演録も7つ目となりました。
ここまでを、ざっとおさらいしますと・・・。
「好き」に向かって、「得意」に向かって、「目指すもの」に向かって動く。
そして自分を活かしつつ「相手目線」に立ち、人に喜ばれる道を探る。
それが、私が考える「幸せな生き方」です。

ですが、わかっていてもなかなか動き出せないことがあります。
眠い(←うちの子)、寒い(←私)、まだその時じゃない・・・、うんぬんかんぬん。

そんなふうにうだうだしている時、本の中の一文にハッとしました。
「死ぬ時人は、ふたつのタイプに分かれます。
一方は『いい人生だった』と満足する人。
もう一方は、後悔して死んで行く人です」

「後悔して死んでいく人」がいる。
これはなんとなく想像できます。
では、何を後悔するのでしょうか。

振り返ってみると、私自身いろんな後悔があります。
学生時代にもっと本を読んでおけばよかった。
独身のうちに旅行に行っておくんだった。
祖父母が生きてるうちに、優しくしてあげるんだった、と。
やらなかったこと、できなかったことばっかりです。

そう、死に行く人もまた「やったこと」ではなく、「やらなかったこと」を悔やむのだそうです。

「あの時、あの人に会いに行けばよかった」
「あの時、あの仕事をしておけばよかった」
「あの時、あの道に進んでいればよかった」と。

そしてもし、あの仕事をして、あの人に会って、あの道に進んでいたとします。
そしてそれが思わしくない結果だったとします。
つまりは失敗です。
そうなっていたらどうでしょう。
失敗を、やはり後悔するのでしょうか。

いいえ、そうではありません。
例え失敗に終わったとしても、人は「やったこと」は後悔しないそうです。
「失敗はした。
けれどあの時、確かにそれをした」
その事実に満たされるのだそうです。

後悔するのは「やらなかったこと」に対してです。
失敗したって、やったら納得できるのです。

あなたは死ぬ時、「いい人生だった」と言えそうですか。

人生の最後にそう言うために、今年1年、さぁて何をしましょうか。