2013年4月

第85回
きらきらアルバム


6年。
あなたはその期間を、長いと感じるだろうか。
それとも短いと思うだろうか?
過ぎた6年は早くても、これからだったら「まだまだある」。
そんな気がする、私なら。

この春、息子が小学校を卒業した。
6年前、黒光りするランドセルを背負い、黄色い帽子をかぶっていた息子が。
あの時は、その姿がなんだか誇らしくて。
いつもなら車で飛ばす道のりを、歩いて入学式に行ったっけ。
あれからもう、6年か。
過ぎてみれば6年なんて、桜の花が散るようにあっという間。

その息子も中学生。
6年たてば、18になる。
その時秋田に残るのか、日本にいるのか海外か。
それは誰にもかわからない。
まだまだ先に感じるけれど、この年月も、風のように過ぎていくんだろう。
小学校の6年が早かったように。

その間私は母として、どれだけの愛情を注げるだろう。
親として、どんな思い出を作ってやれるだろう。
人として、何を伝えていったらいいのだろう。

はは。
私にはわからないことばっかり。
だけど、これだけは言える。
笑顔でいよう。
語り合っていこう。
残された日を大切にしよう。

君の少年時代が、きらきらのアルバムで埋めつくされるように。