2013年6月

第87回
夢は叶う1


生まれ変わったらなりたい人、あなたはいますか。
それはどなたですか。
私にはそんな人が、2人います(分身の術を身に付けなくちゃ)。
ひとりは青森で「森のイスキア」を切り盛りする「おむすびのおばあちゃん」こと、佐藤初女さん。
そうしてもうひとりは、札幌で、夢をかなえたい人の後押しをする「ゆめかな」代表、石川尚子さんです。

石川さんの口から出ることばには、度胆を抜かれます。
例えば高校生の就職カウンセリング。
「面接やだ~。こわい~。行きたくな~い!」と叫ぶ子に、あなたなら何と言いますか?
「大丈夫!」でしょうか。
「自信持って!」でしょうか。
「終わったら、おいしいもの食べに行こ」かな、私なら。
ですが石川さんは違います。なんだと思いますか?
「1回、落ちて来よう」です。
「へ?」ですよね。
「そんなこと言っていいの?」「落ちたら大変じゃん」と。
けれど言われた生徒は、かえって力が抜けて受かったりするそうです。

「私もそんなふうに、気楽にチャレンジして良かったんだ」
「子どもの頃こんな大人に出会っていたら、私の人生変わったかも」
そう思わせる人です。

だから。
人生、可能性がいっぱいだよって。

あなたの中には、資源がたくさん眠ってるよって。
自分を小さく見たらもったいない、あなたは大きなことができる人なんだから!って。
子どもたちに、この人の口から語ってほしい、直接に。

そこで4月、中学校PTAの文化研修部に「講演会、担当します!」と立候補。
「よおし、これで石川さんをお呼びして、ここの子たちを元気づけるぞ!」
そう意気込むも、去年の資料を見ると講演会に使える予算はたったの6万。
札幌からの交通・宿泊費を差し引いたら1万円にもなりません。がび~ん。
例年の講演会も、ここがネックで呼びたい人を呼べなかったとか。不安が募ります。

さてさて。
予想はしていましたが、講演お願いメールには残念なお返事が返ってきました。
「講師料が足りないなら自腹でも!とのお言葉、ありがとうございます。
ですが申し訳ありません。10月までは予定がいっぱいで、伺うことができません」。

そうです、講師料もさることながら、全国はもとより海外からも引っ張りだこのこのお方。
そうそうこちらの都合よく空いていることなんてありえません。
しかも10月なんて日本全国津々浦々、イベント・講演、真っ盛り。
「人気講師さんは、前の年から押さえましょう」。
それを、今後の教訓といたします(遅い!)。

「あ~あ」
前の勇ましさは、どこへやら。
応援してくれていた友人に、テンション低くコトのいきさつを報告。
しかたなく、別な講師さんを頼むことにしたのでした。

しかーし!
この後、ミラクルは起きるのです。
続きはまた、来月に!