2016年2月

第119回
ふゆが来た!

 
 
冬真っ只中です。
一年で一番寒いこの季節、あなたはどう過ごしていますか?
 
お母さんたちに尋ねると「引きこもってます」「家にいます」の声が圧倒的。
この雪では、出かけるのも一苦労ですもんね。子どもにジャンプスーツを着せて、車の雪を払って、暖気して…。考えただけでめまいがします。
 
そんな中、元気なお母さんに出会いました。
「せっかく雪があるんだから、楽しまなくちゃ!」
そう言って繰り出すのは、だんな様の転勤で九州から来たお母さん。
「こんなに積もった雪は見たことがない。前いたところは、降ってもサラッと積もるだけ。それでも嬉しくて雪だるま作るんだけど、土で黒だるまになる」と笑っていました。
 
彼女が子ども達とする雪遊びは多彩です。
定番のかまくら、ソリに雪合戦。
そのほか、白い雪に赤や緑の絵具をかけての「かき氷屋さん」。
型抜きはカップでするほか、新雪にバホッと倒れての「人間型抜き」。

子ども用スノーダンプを買い込んで、雪かきだって遊びにします。
お正月にはかまくらにお雑煮を持ち込んで、ふうふうしながら食べたとか!風流ですな~。

買出しだってソリを引き引き出かけます。
「買ったものも子どもも乗せて帰れるから、夏より楽」だそう。
寒さは冷蔵庫にも早変わり。
お風呂の前にビールを雪に突っ込んで、風呂上がりにぷしゅ!
とやるだんな様をうらやましく眺めるのだとか。
「授乳終わったら、絶対やってやる!」と心に決めているそうです。
北国生まれの私には大変さばかりクローズアップする雪も、別な見方があるんですね。
 
「春には溶けて田んぼを満たす。だから恵みの雪なんだ」と言ったのは農家のおじいさん。
「雪が降ると気持ちまで清らかになるのは、白が浄化の色だから」と言ったのは風水の方。
「雪の日に静まり返った感じがするのは、雪に吸音効果があるせい」とは気象予報士さん。
「こいで歩くと、トレーニングになる」は向かいの家の陸上部の子です。
 
知らなかった!
せっかく北国に生まれたんだもの、縮こまってるなんてもったいない。
さあ、外に飛び出しましょう。